熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症予防のポイント
- 屋外では適宜マスクをはずしましょう
- 暑さを避けましょう
- こまめに水分補給をしましょう
- こまめに換気をしましょう
- 日頃から体調管理をしましょう
1.屋外では適宜マスクをはずしましょう
- 特に運動時には、忘れずにマスクをはずしましょう
- 屋外の散歩やランニング、通勤、通学等もマスクを着用する必要ありません
- 屋内でも人との距離(2メートル以上を目安)が確保できて、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません
2.暑さを避けましょう
- 涼しい服装、日傘や帽子
- 少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動
- 涼しい室内に入れなければ、外でも日陰へ
3.こまめに水分補給をしましょう
- のどが渇いていなくてもこまめな水分補給
- 1日当たり1.2リットルを目安に
- 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
4.こまめに換気をしましょう
- エアコン使用中も換気をしましょう(エアコンを止める必要はありません)
- 窓とドアなどを2か所開けて換気
- 扇風機や換気扇を併用する
- 換気後はエアコンの温度をこまめに再設定
5.日頃から体調管理をしましょう
- 暑さに備え、無理のない範囲で適度に運動を
- 毎朝など、定時の体温測定を健康チェック
- 体調が悪い時は、無理せず自宅で静養
周囲の積極的な声かけをお願いします
- 高齢者、子ども、障がいをお持ちの方は特に熱中症になりやすいので注意が必要です
- 熱中症による死亡者の約9割が高齢者
- 高齢者の熱中症を半数以上が自宅で発生
熱中症の詳しい情報について