1953年(昭和28年)6月25日~28日の大雨 最終更新日:2021年12月28日 印刷 九州南岸にあった前線が佐賀県に北上し、前線上に波動が発生しました。25日朝方から降り始めた雨は、26日午前8時には1時間降雨量が100mmを超える猛烈な豪雨となり被害が増大しました。県内の主な河川が次々と決壊し、各地で地滑りや土石流が発生しました。県の全域で被害が広がり、筑後川沿いの地域では、10日以上冠水が続いた地域もありました。水害による被害額は1年間の県民所得の6割に到達するほどで、死者も県内で62名にのぼりました。前牟田学習等供用施設には、当時の水位が記録されています