上峰町ホームページ防災サイトトップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白

上峰町高潮ハザードマップ

最終更新日:

上峰町高潮ハザードマップ

「公表の経緯」
平成27年の水防法改正により、高潮水防の強化に関する制度が創設されました。これに伴い、令和4年3月に佐賀県から水防法第14条の3に基づく想定最大規模の高潮浸水想定区域図が公表されました。
この高潮浸水想定区域図は、想定される最大規模の高潮による氾濫が発生した場合に想定される浸水想定区域、浸水深及び浸水時間をシミュレーションしたものです。

【前提条件】
(1)台風の規模
 ・中心気圧 900 hPa (室戸台風規模)
 ・最大旋衡風速半径 75 km (伊勢湾台風規模)
 ・移動速度 73 km/h (伊勢湾台風規模)
(2)大潮かつ満潮時に台風が襲来
(3)高潮と同時に河川で洪水が発生
(4)海岸堤防等は全て決壊

上峰町では、この浸水想定区域を基に高潮ハザードマップを作成しています。

ご自身の住む地域や職場等の浸水リスクを確認して、災害へ備えましょう。


高潮について

高潮とは?

台風や発達した低気圧が通過する際、海水面(潮位)が大きく上昇する現象です。
満潮と高潮が重なると潮位が一層上昇して、より大きな被害が発生する可能性が高まります。

高潮の発生原因

1 気圧低下による吸い上げ効果
台風や低気圧の中心では気圧が周辺より低いため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の空気が海水を吸い上げるように作用する結果、海面が上昇します。気圧が1ヘクトパスカル下がると、潮位は約1センチメートル上昇すると言われています。
例えば、それまで1,000ヘクトパスカルだったところへ中心気圧950ヘクトパスカルの台風が来れば、台風の中心付近では海面は約50センチメートル高くなり、そのまわりでも気圧に応じて海面は高くなります。

2 風による吹き寄せ効果
台風や低気圧に伴う強い風が沖から海岸に向かって吹くと、海水は海岸に吹き寄せられ、海岸付近の海面が上昇します。この効果による潮位の上昇は風速の2乗に比例し、風速が2倍になれば海面上昇は4倍になります。
また、水深が浅いほど海面上昇は大きくなるとともに、風が吹いてくる方向に開いた湾では、地形が海面上昇を助長するように働き、特に潮位が高くなります。

3 ウエーブセットアップ
ウエーブセットアップとは、砕波⁽*⁾により海岸線近傍(砕波点の岸側)で海面が上昇する現象のことです。
*水深が減少すると波が不安定になり、やがて砕ける現象

  • 高潮発生原因



このページに関する
お問い合わせは
(ID:799)
上峰町役場
〒849-0123  佐賀県三養基郡上峰町大字坊所383番地1  
電話番号:0952-52-21810952-52-2181 Fax:0952-52-4935

Copyright(c)2020 Town Kamimine All Rights Reserved