上峰の「カ」をデザインし、「ミ」は「カ」を三個書きで表現し、円にして町が発展していき、障害を乗り切っていくように、また、中央で交錯しているのは豊かな田園と団結を表しています。(昭和48年3月制定)
美しい緑の郷土づくり推進協議会にて公募(応募総数49件)を行い、昭和61年に制定。町木「つばき」は、昔から町内の家庭に植えられ親しみがあり病害虫に強いことから、町花「サルビア」は、病害虫に強くかつ種子が落ちて次の年にまた花を咲かせ広がりを見せるとの理由から選定されました。翌、昭和62年5月に嬉野町(現:嬉野市)で開催された全国植樹祭の会場内に記念植樹されました。(昭和61年2月26日制定)
見どころ
鎮西山

鎮西山展望台

奥の院
四季折々の自然を楽しむことのできる鎮西山は町の北部に位置し、頂上(標高202m)から展望はすばらしく、佐賀平野を中心に有明海、雲仙まで見渡すことができます。
この山は、平安時代末期の武将源為朝が鎮西八郎と称し九州を平定する際、この山頂に城を築いたので「鎮西山」と言い伝えられたようです。鎮西山一帯は、奥の院の滝や五万ケ池など自然に恵まれ、景勝地として訪れる人に自然のすばらしさを感じさせる場所です。 中腹には、アスレチック広場や遊歩道、休憩所などがあり住民の憩いの場となっています。
米多浮立

米多浮立とは、江戸時代から米多地区に伝わる民俗芸能で天衛舞浮立の一種。2年に一度、老松神社秋祭(10月25日に近い土・日曜日)に奉納され「天衛」と呼ばれる三日月の被り物と独特の衣装を纏った踊り手たちが勇壮に舞う姿を見ることができます。
9万年前の森林跡(上峰町大字堤字堤2412ほか)

約9万年前の阿蘇4火砕流と呼ばれる北部九州一円を覆う大火砕流によりなぎ倒された倒木で、国の天然記念物に指定。長さ約22m直径1.5mの巨大な木は、自然の破壊力を現代に伝える貴重なもので、資料の一部はふるさと学館に展示されています。