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町民だよりかみみねつばき1月号特集

最終更新日:



  • 老朽化が進む公共施設に次の一手


町民の皆さまへの公共サービス維持のため、上峰町ではいろいろな検討を行っています。


町内の公共施設の現状


上峰町では社会体育施設の老朽化に伴う建て替えの必要性を検討しています。

これは議会からも指摘がなされており、公共施設の現状を調べたところ、本町の全ての公共施設で、老朽化比率が高いものから順に挙げると、体育館、武道館、プールとなっています。

体育館は築造を重ねたことで構造上に問題があると指摘を受けています。武道館は床が傾いているため、膝や足に負担がかかる状態です。屋外にあるプールは熱中症が心配される上に、雨風にさらされていることで老朽化が進んでいます。

町では、体育館、武道館、そして屋外プールに関して、コストを抑え、効率的に公共サービスを維持する手法を検討しました。

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  • 破断している体育館

▲破断している体育館の写真

調査結果の抜粋

調査の結果、地震時において屋根面を固定しているアンカーボルトの破断や、コンクリートの落下等の被害が発生することが想定される。


さまざまな角度から検討


まず、現在の社会体育施設に工事などで手を加え「長寿命化」することを検討しました。専門家より老朽化100%に達している体育館と武道館はこれ以上、長寿命化するには問題点が多いと指摘を受けました。

次に、今ある場所に建て替えることを検討したところ、次の費用がかかることが予想されます。

  • コストが膨大に!



中心市街地活性化事業予定地に新設すると効率的!?


さらに検討を重ねる中で、議会より中心市街地活性化事業予定地に体育館・武道館・プールを1つにまとめた複合型の体育施設を建て、3つの施設を移転する提案がありました。
この案を検討したところ、施設を複合化することで全体床面積が減り、その分、質を上げることができるなど、非常に効率的かつメリットがあることが分かってきました。

中心市街地に建設すれば土地を買い増す必要はなく、工事のための仮施設も必要ありません。

体育館の課題であった構造上の問題も解決し、引き続き避難所としての利用もできます。また、武道館に関しては「中学校からは今の武道館が練習に近いから便利だ」というご意見もいただきましたが、上峰町剣道連盟様より、スムーズな大会運営のためにも中心市街地に建てて欲しいと要望書をいただいています。また、床の傾きがなくなれば大会での利用も可能になります。

さらに、今は夏しか利用できないプールが屋内プールになれば熱中症の心配がない上に、1年中利用できるようになり、利用頻度の向上にもつながります。さらに、委託先の水泳の専門家に指導を依頼できるようになれば、学校指導者の負担軽減にもつながります。

  • 1つにまとめて中心市街地に建設するメリット



町内で最も交通量のある中心市街地に複合型の公共施設が誕生することで町外からの利用も見込めます。町としては、これらの点から中心市街地に建設するプランが、一番コストを抑えることができる上に効率的だと判断しています。町民の皆さまへの健康サービスの維持のために最善のプランは何か、今後も検討を重ねていきます。

  • イメージパース

※中心市街地全体イメージパース図



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