上峰町では、令和2年度から令和6年度までを期間とした「第2期上峰町子ども・子育て支援計画」の満了にあたり、今後の本町におけるこども・子育て支援、若者支援に関する取組を効果的かつ総合的に推進するため、国の「こども大綱」や府計画、社会情勢、本町の現状などを踏まえ、新たに「子ども・子育て支援事業計画」、「次世代育成支援行動計画」、「こどもの貧困対策計画」、「子ども・若者計画」を包含した「上峰町こども計画」を策定しました。
計画の概要
上峰町ではこれまで、国の指針に基づき、平成27年3月に「上峰町子ども・子育て支援事業計画」を令和2年3月に「第2期上峰町子ども・子育て支援事業計画」を策定し、町の教育・保育環境の充実を目指して、様々な子育て施策を進めてきました。
令和5年4月、わが国では、こども施策の一元化や少子化対策の強化等を目的として、こども家庭庁が発足しました。また同年に、社会全体で総合的かつ強力にこども施策を推進していくための包括的な基本法である「こども基本法」が制定されました。これは日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、次代の社会を担うすべてのこどもが、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人として健やかに成長することができ、こどもの心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、その権利の養護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指したものとなっています。
また、同年12月には同法に基づいた「こども大綱」が閣議決定され、大綱では、すべてのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現を目指すために、自治体においてこども計画を策定することが必要である旨が示されました。
このことから、上峰町では、町の実情やこども基本法等を踏まえつつ、こども・若者が上峰町で安心して成長と自立ができる町の実現を目指して、新たに「上峰町こども計画」を策定しました。
計画期間
令和7年度から令和11年度までの5年間