ワクチンの副反応について
現在、開発中の新型コロナワクチンの副反応については、どのようなものが起こりうるか確認されているところです。
日本への供給を計画している海外のワクチンでは、ワクチン接種後に、ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の有害な事象がみられたことが論文等に発表されています。
また海外で既に実施されている予防接種においては、まれな頻度でアナフィラキシー(急性アレルギー反応)が発生したことが報告されています。
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アナフィラキシーの症状について
薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急におこります。血圧の低下を伴い意識レベルの低下や脱力を来すような場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
アナフィラキシーが起きたときの対応
接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。
具体的には、息苦しさなどの呼吸器症状がみられれば、接種会場や医療機関で、まず、アドレナリンの注射を行います。
接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、医薬品などの準備をしていきます。
副反応により健康被害が生じた場合の補償
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害が、極めてまれではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済が受けられます。新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、同法の救済を受けることができます。
なお、健康被害救済の給付額は、定期接種のA類疾病と同じ水準です。
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佐賀県の相談窓口
県では、県民の皆様が安心して新型コロナウイルスワクチンを接種できるように「新型コロナウイルスワクチンに関する専門的相談窓口(コールセンター)」を設置しています。
新型コロナウイルスワクチンについて「ワクチンを接種した後3日経っても接種部位が腫れているが医療機関を受診した方がよいか」等の相談がある場合は、県コールセンター(名称 新型コロナウイルスワクチン副反応等相談センター)に御相談いただきますようお願いします。
接種後の痛みや発熱が長く続く等の場合は、かかりつけの医療機関に相談をお願いします。
佐賀県の主な相談窓口はこちらをご覧ください。
上峰町の相談窓口
コロナウイルスワクチンに関する相談・お問い合わせは、上峰町コロナワクチン相談室までお願いします。
電話番号:0120-113-567 対応時間:平日9:00~17:00