上峰町では町のにぎわいづくりのために、「町の人口1万人」を目標に掲げ、
定住促進につながるさまざまな政策に取り組んできました。
その結果、着実に人口が増えていますが、さらなる推進のため、新しい仕組みでの住まいの拡充を検討しています。
中心市街地に地域優良賃貸住宅を建設
中心市街地活性化事業が進む坊所地区は福岡と佐賀をつなぐ交通の要所で、通勤・通学や買い物などに便利なことから、幅広い年代にとって魅力的なエリアといえます。
さまざまなまちづくりの計画が予定される、この中心市街地に新たに賃貸住宅を建設することで上峰町に住む人を増やし、町ににぎわいを生み出していきます。
今回、地域優良賃貸住宅の建設にあたり、町で初となるPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)での整備を検討しています。
PFIとは民間の資金や経営能力、技術的能力を生かして、公共施設等の建設・維持管理・運営などを行う仕組みです。PFIの最大の特徴としては、自治体の財政負担が少なく、なんと建設費ほぼ0円で地域優良賃貸住宅を建設できる点です。将来的に人口減少に伴い税収の減少が切実な課題となっている中、全国的にも多くの自治体が採用しています。
さらに、入居資格が公営住宅などと異なるため、上峰町への移住を希望されている皆さんを受け入れる新たな受け皿となることが期待されます。
PFIで事業を行うことで自治体の事業コストの削減はもちろん、より質の高い公共サービスを提供できるというメリットもあります。
さらに住み良い町づくりを目指し、上峰町は新たなことに挑戦し続けます!
従来の公営住宅(公共施設)
PFIモデル
それぞれの収入と支出を比較