昨年11月に大島町(東京都)からいただき、中心市街地側の県道沿いに植樹した22本のツバキが美しい花を咲かせています。
絆が深まる大島町との交流の軌跡を振り返ります。
交流のシンボルのツバキを植樹
晴天に恵まれた11月3日(木曜日・祝日)、伊豆大島から贈られたツバキを中心市街地の県道沿いに植樹する「(仮称)つばきの森通り記念植樹式」を行いました。
多くの人に見守られながら高さ約4mの立派な22本のツバキが上峰町の大地に根を張り、現在、可憐な花を咲かせています。
上峰町の町木である「ツバキ」が街路樹として町を彩っています。
今回、ツバキを寄贈していただいた大島町は太平洋に浮かぶ伊豆大島にある風光明媚(ふうこうめいび)な島で、交流のきっかけとなったのが、上峰町でも盛り上がりをみせている為朝伝説です。
大島町は上峰町と同じく為朝伝説が伝わる地域である上に、世界公認の椿園もあり椿の産地として有名な町です。
令和3年2月、大島町の高校生が上峰町制作のショートムービーアニメ「鎮西八郎為朝」を見て、大島町と上峰町には共通している点がたくさんあると知り、いろいろな連携をしたいと提案をいただきました。
これを機に交流が始まり、大島町の誇りであるツバキの苗木をいただき、そのお礼として大島町では普及していない稲の苗を贈りました。さらに昨年の8月には上峰町と大島町の中学生がオンラインで交流事業を行うなど親睦を深めてきました。

大島町産のツバキを植樹しました

可憐な花を咲かせています

関係者により植樹を行いました

デコレーションしたトラックが1,270kmの距離を走ってきました

大島町の椿まつりキャラクター「あんこ猫」も応援に来てくれました!
為朝とツバキが繋いだ長き道のり
11月1・2日に上峰町議会議員や関係者が大島町を訪問し、三辻利弘町長らと交流を深めたことを記念して、交流のシンボルとして22本の見事なツバキの苗をいただきました。
苗は伊豆大島から船に乗って海を渡り、東京の辰巳埠頭から中山運輸のデコレーションされたトレーラーで1週間かけて陸路を走り、1,270kmの道のりを経て上峰町に到着しました。
これから整備される中心市街地や「(仮称)つばきの森通り」を彩るツバキをこれからも大切にしながら、大島町との交流をさらに深めていきます。
また、全国にある為朝伝説が伝わる地域との交流も広げ、共に盛り上げて行くことが期待されます。
「(仮称)つばきの森通り」の完成予想図!