二十歳の皆様 おめでとうございます
1月8日(日曜日)、上峰町民センターで「令和5年上峰町二十歳のつどい」が開催されました。
昨年4月の民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられてから迎える初の式典となり、名称を「二十歳のつどい」と改称。会場には華やかな振袖や真新しいスーツに身を包んだ二十歳の皆さんが集い、久しぶりの旧友との再会を喜ぶ歓声が上がっていました。
式典では開式の辞の後、石井(いしい)ひらりさんによるしめやかなピアノで国歌が演奏され、武広町長をはじめとする来賓より祝辞が送られました。
「二十歳の宣誓」を力強く述べた中山凌太(なかやまりょうた)さんと、道山未季(みちやま みき)さんが「二十歳の意見発表」として堂々と決意を語りました。
第2部では、ビデオレターを上映。懐かしい恩師の姿と温かいメッセージに会場からは歓声がわき起こっていました。最後には全員の集合写真撮影が行われ、昔話や近況報告ににぎわいをみせました。
当日の様子はフォトブックにし、後日記念品として贈られます。二十歳を迎えた皆さんへ、心から祝福とエールを贈ります。
二十歳の意見発表
中山 凌太(なかやま りょうた)さん
小中学校時代を共に過ごした仲間たちと、晴々しい式典に参加できていることを嬉しく思います。そして、常に優しく温かく支え、応援してくれた家族に感謝の思いでいっぱいです。
私たちはそれぞれの道で努力研鑽しています。一人の大人として恥ずかしくない人間になるためにも、社会の一員として自分の行動に責任と向上心を持ち、恐れずに挑戦することを続けてください。これからの皆さんの挑戦がうまくいくことを心から願っています。
道山 未季(みちやま みき)さん
成人となって独り立ちしていく中で、これまで近くにいて当たり前だった友人たちが当たり前の存在でなくなっています。地元の友人たちと一緒にいられる幸せを噛み締め、過ごしていきたいです。
これからは成人として、今までは誰かが負ってくれていた責任を自分自身で負っていかなくてはなりません。この責任の重さを胸に、行動していきたいと思います。
上峰町二十歳のつどい実行委員会の皆さん
昨年から有志が集まり、式典の準備を進めてきた実行委員の7人。当日の受付から総合司会、「二十歳の宣誓」や「二十歳の意見発表」などさまざまな場面で活躍が光りました。第2部で上映されたビデオレターも、仲間たちを楽しませたいと委員自ら恩師に連絡を取り準備されたものです。
実行委員の中山さんは、「久しぶりに集まる式典なので、みんなが楽しめるようにしたいと話し合いを重ねました。できるだけみんなで集まりたかったので、遠方に行った友人などにも積極的に声をかけました。当日は、コロナ禍の中で盛大に式ができてほっとしています。
みんなの晴れ姿が見られたこと、何より親に自分の成長した姿を見せられたことが嬉しかったです。」と晴れやかな笑顔で話してくれました。