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新型コロナウイルス感染防止を考慮した自治会活動の要領について

最終更新日:

新型コロナウイルス感染症対策につきまして、国は新型コロナウイルスへの対応と社会経済活動の両立をより強固なものとした、「Withコロナ」に向けた新たな段階への移行を図っております。こうした状況のなかで、自治会の皆さまが、行事や会議を行う際のコロナ感染症対策に係る留意事項等についてまとめましたので、各種活動を実施する際の参考としてご活用ください。


自治会で行う行事や会議等について

高齢者や基礎疾患を抱えた方の中には、大人数が集まる会合・行事への参加について、感染リスクを心配される方もいらっしゃいます。参加を希望されない方への配慮や、行事や会議の目的達成に支障ない範囲で極力少人数で開催するなど、引き続き感染拡大防止に配慮した取り組みをお願いします。


回覧・配布する際にご配慮いただきたいこと

1 回覧板については、努めて直接の手渡しを避ける。(ポストに投函する・掲示板で周知するなど)

2 回覧板を直接受け渡しした際は、手洗い・手指消毒をする。

3 文書の仕分け等で複数人が集まる場合は、三密(密閉・密集・密接)を避け、人員の削減、マスクの着用、定期的な換気などの対策を図る。

【3の具体例】

(1)換気をする
(窓がある場合)
  ・風の流れができるよう2方向の窓を、1回数分程度全開にする。
  ・換気は1時間に2回以上行う。

(窓が1つしかない場合)
  ・入口のドアを開ける。
  ・換気扇・扇風機を活用する。

(2)人と人の距離をとる
  ・互いに手を伸ばして届かない十分な距離(1.5m)をとる。

(3)密接した会話や発声を避ける
  ・十分な距離を保ち、マスクを着用する。

(4)消毒を徹底する
  ・入口での手指消毒
  ・触れたものの消毒(マスク着用・換気のうえ行う)


定例総会等の会議開催方法について

新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、総会等の会議を延期するほか、役員や会員が一同に集まることなく、会議を書面開催により決議する方法もありますのでご検討ください。会議を書面開催する場合の文書の例を下記に添付しますので、自治会の状況に合わせてご活用ください。

方法1:【書面により決議する方法】
書面で会員のみなさまに賛否を表明していただき、この意思表示の数によって決議を行い総会等の会議の代替とする方法です。進め方は以下の通りです。

(1)書面表決による総会の会議開催のお知らせ、議案書、書面表決書を会員に配布する。
(2)コロナ感染予防の趣旨を理解していただき、会員の方から書面表決書を提出してもらう。
(3)提出された書面表決書を集計する。
  (賛成・反対のどちらかが多いかだけでなく、提出数が定足数に達しているかも確認しましょう)
(4)回覧などにより表決結果を会員の方にお知らせする。

【作成例】

*認可地縁団体については、書面のみによる総会の開催は認められていませんのでご注意ください。


方法2:【少人数かつ短時間で開催する方法】

参加者を限定して少人数かつ短時間で開催する方法です。参加しない会員の方には感染防止の趣旨をご理解いただき、委任状等を提出いただきます。そのうえで咳エチケット、手洗い、手指の消毒、換気等可能な限りの感染予防対策を行って開催します。この方法の場合は、参加しない会員の方が委任状を提出する際に、ご意見があれば書き込めるよう工夫することをおすすめします。



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