待望の腎臓専門クリニック
医療法人 芳生会 理事長
医学博士 和田 芳文(わだ よしふみ)さん
「沈黙の臓器」と言われる腎臓病と透析治療に長年力を入れてきた医療法人芳生会が、中心市街地付近に「みやき腎クリニック」を開院されることになりました。
最近耳にする機会が増えた「慢性腎臓病(CKD)」とは、腎臓の働きの低下やタンパク尿が出るといった異常が3か月以上続く場合を言います。状態が続くと脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まり、さらに病気が進行すると透析治療が必要になる可能性があります。20歳以上の8人に1人が慢性腎臓病と考えられ、新たな国民病とも言われています。
しかし、佐賀県の東部には腎臓内科のある病院が少なく患者さんは遠距離の病院に通わざるを得ない状況でした。
和田理事長は「透析の患者様も徐々に高齢化が進み、通院が大きな負担になっています。少しでも負担を軽減できればと思い、交通の便がよくてアクセスしやすい上峰町の中心市街地付近に専門クリニックを誕生する運びとなりました」と話されます。
丁寧な治療で患者に寄り添う
みやき腎クリニック
院長 若杉 大輔(わかすぎ だいすけ)さん
プロフィール
みやき町出身 佐賀大学医学部卒
所属学会
日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 総合内科専門医
「みやき腎クリニック」で院長を務める若杉医師は腎臓病のスペシャリストな上に、優しく丁寧な診察で患者さんからの信頼も厚いドクターです。さらに出身がみやき町ということもあり、地元地域での開院に力が入ります。
「腎臓の異常は検尿と採血ですぐに分かりますが、自覚症状もないため危険性が伝わらず治療を中断してしまう患者さんが多くいらっしゃいます。早期であれば生活習慣や食生活の改善で回復もできます。ぜひ継続的に通っていただき健康な人生を共に歩んでいきましょう」と微笑む院長。
病院のオープンは年末を予定されています。人が集まる中心市街地付近に専門クリニックができることで、健康への意識の高まりが期待されます。
病院紹介
〔 診療科目 〕
腎臓内科の診療
血液透析の治療